ジョンレノンは1980年12月8日、アメリカニューヨークのダゴダハウス前で熱狂的ファンの銃撃によりその40年の生涯を終えました。今日12月8日はジョンレノンの命日です。

 ジョンレノンといえば”イマジン”を思い起こされる方も多いでしょう。平和と安らぎを願う詞の”イマジン”を、今では世界中の人々が口ずさんでいます。すばらしい詞ですね。

 御存じの方も多いとは思いますが、ジョンレノンはあの伝説的グループ”ビートルズ”のメンバーで、作詞や作曲を手掛けた作品も多くありました。ビートルズのメンバーであるポールマッカートニーとともに作詞作曲した作品に”Let it be”があります。
 
 最近話題になった映画「アナと雪の女王」の主題歌”Let it go”は「放っておけ」「行かせなさい」「解き放せ」という意味で、”Let it be”は「あるがままにしろ」「放っておけ」「干渉するな」という意味で。どちらも使役動詞を用い意味もかなり近いものです。

 1970年に発表された”Let it be”、そして「Let it go~♪ Let it go~♪」と幼い子までが口ずさんでいる2014年。高度経済成長真っ只中の時代から四十余年が過ぎ、不況の真っ只中にある今この時でも、人々が理想としているのは”束縛のない自由”です。人々が自由を求め努力して行く限り自由は守られていくでしょう。

 ジョンレノンとポールマカート二―が34年前に”Let it be”で、ジョンレノンが”イマジン”で世界中に訴えたかった思いが『今”「Let it go~♪ Let it go~♪」 で子どもたちに引き継がれていった』と、信じたい太平洋戦争開戦日でもある今日12月8日です。