毎日通勤で電車を利用していますが、目に余る行為が日常的に見受けられるのは残念です。

 最も多く見かけるのは車内での携帯電話の使用です。話しているのは若い人から年配者までで年齢の別はありません。否応なく耳に入ってくる話の内容に緊急性は感じられず単なる世間話がほとんどです。

 着信があり出ざるを得ない事情があり短時間で用件を済ます場合はまだ同情の余地もありますが、話しながら乗ってきて話し続けたり、車内にいる自分からかけて話しているなど悪質きわまりない人もいます。

 こんなこともありました。乗車してくるやいなや誰もいない優先席にすわり、いきなり仕事の連絡で電話をかけまくり始めた中年の男性は、だれもが名前だけは知っている有名自動車販売会社の名前を名乗っていました。「この会社の車は絶対に買ってやるもんか!」車を買う気もない私さえそんな風に心でつぶやきました。
この男性には自分の会社や自動車メーカーの潜在顧客を何人も失ったことを自覚してほしいものです。

 「車内での携帯電話での通話はご遠慮ください。また、優先席付近では携帯電話の電源はお切りください。」という車内アナウンスが、優先席に座り携帯電話をいじっている人たちには聞こえているのでしょうか?何かむなしく聞こえてきます。

 「最近の子どもは・・・」なんて言う前に、私たち大人はもっと子どもたちの手本となる行動を心がけるべきでしょう。子どもを乗せた自転車での右側通行、赤信号無視、列への割り込み、大人のこんな行いを見て育ったこどもたちは、それが”大人としての常識”と思いこみ、”注意されなけらば何をしても良い””すべては個人の自由”などと訳の分からない認識が植え付けられていきます。

 未来を担う子どもたちが誠実で健全に成長していくためには、大人が正しい手本を示さなければいけません。日常的に子どもたちが見聞きすること、それは全て子どもたちへの教育に他なりません。「大人たちよ、子どもの良き手本となれ!」充分大人である私自身の自戒の念も含めて大声で叫びたくなる昨今です。