「身の丈中学受験のススメ」

 どんなお子様もどんな親だって有名校に入れるものならば入りたい入れたいはずです。でもそこに入れるのはほんの一握りです。私立中学は御三家を筆頭とする難関校ばかりではありません。環境、校風、教育理念など様々な要素で判断し学校選びをされるご家庭も多くあります。「入って良かった」「入れてよかった」とおっしゃるのはむしろこういうご家庭です。大手進学塾や予備校では偏差値の低い学校は相手にせず学習カリキュラムを構成し、保護者の方もそういうものかと誤解してしまうようです。

 大手さんから見れば低い偏差値といわれる私立中学でも、高校受験になると偏差値50程度で合格できるところはほとんどありません。高校受験では同学年全員がライバルとなりますから、やはり入れるものなら中学から入る方が可能性が大きいですね。
 また、合格し入学した後のことも大切です。受験の大きなストレスで無気力になったり勉強を放り出してしまうようなお子様も少なからず見受けられます。公立中と違い私立中の勉強は決して楽ではないことも考慮しなければいけません。エネルギーを使い切り疲れ切った状態で中学生活をスタートさせないことが大切です。

 お子様の現状からスタートし無理せず”地獄を味わせない範囲での目標校”合格を目指す ”身の丈受験”を考えてはいかがでしょうか。小学校での成績が中の上ならば「入ってよかった」と言える私立中学がたくさんあります。ただし、受験難易度の問題を公立小学校で経験することは皆無ですし、必要な知識の幅と深さにも大きい隔たりがあります。当然ながら中学受験には”中学受験のための勉強”が必要不可欠です。ただ前述したように志望する中学が違えば、全員に同じ広さと深さが必要な訳でもありません。同程度の偏差値でも志望校によっては必須な部分と不要な部分が違います。不要な部分をカットすることによりお子様の負担を軽減することもできます。
 そのためには合格可能が予測できる範囲で志望校を早めに絞り込むこと、そしてお子様の志望校にできるだけ合わせた勉強を徹底することがカギとなります。無理と無駄をできるだけ排除することで地獄を見ずに合格に近づくことができます。一斉授業で鍛えられるのはもちろんいいことですし理想ですが、目標ラインとお子様の負担のバランスは釣り合っているでしょうか?
 
 使用教材のランク分けや過去問の繰り返しばかりの形だけの個別指導、本来の個別指導とはそういうものではありません。お子様一人ひとりの理解度はもちろん、その日の体調やモチベーションさえも考えながら指導していくものです。そんな個別指導で中学受験を考えてみませんか?遅くはありません、お子様がその気になったとき、そのときこそがお子様にとっての「受験新学期」です。
 
  私どもはお子様の負担を少しでも軽減し入学後も「学校が、勉強が楽しい」と言っていただけるような中学受験を心掛けています。大手難関受験教室(SA・WA・EKほか)で中学受験を諦めてしまったお子様も半年から1年のブランクがあったにもかかわらず第一志望校に合格しています。
 「思うよりも産むが易し」ともいわれます、少しでも関心がおありの方は是非お話しさせてください。電話でご予約いただければご希望に合わせ時間をとらせていただきます。